美容は勿論、心身の健康にも効果あり!ブロッコリーの栄養成分と注意したい調理方法

ビタミンCや食物繊維が豊富でニキビ予防にも

ブロッコリーにはビタミンCや食物繊維が豊富です。
ビタミンCは美白効果もありますし、免疫力を向上させる作用により風邪の予防にもつながります。
美肌を作るために欠かせないコラーゲンの生成にも関係しているのです。
アンチエイジングにも良い成分なので、若々しい肌へと回復させてくれるでしょう。
また食物繊維は、体内で消化されません。
腸内環境を整えてくれるので便秘を防ぐことができます。
お通じが良くなると体内に老廃物が溜まりにくくなり、その結果ニキビなどの肌荒れも生じにくくなるのです。
ニキビが出やすい人は毎日の食事に是非取り入れていきましょう。
さらに便秘が解消すると代謝も促進されるので、痩せやすい体質作りもできます。
まさにブロッコリーは美肌と美ボディのためにも欠かせない青果と言えそうです。

精神安定にも効果あり?!

ブロッコリーは精神面においても良い影響をもたらすことが分かっています。
人はストレスが溜まることで不眠やイライラなどの精神的な不調が起きやすくなりますが、そうした症状を緩和してくれる成分が葉酸やビタミンBです。
ブロッコリーには100gあたり約210ugもの葉酸が含まれています。
これにより、自律神経を整えて不安を感じにくくしてくれるのです。
また女性の場合は生理前のイライラや更年期時期などにも、摂取すると良いと言えそうです。
不眠症に悩む人も、是非摂取してみましょう。
葉酸は細胞分裂を正常化させる作用もあるので、妊娠中にも必要です。
不足しないように適度な量を摂取することが望ましいと言えます。

栄養成分を逃さない調理方法

ブロッコリーの栄養価をしっかりと吸収するためには、調理法における工夫も必要です。
まず気を付けたいのが、茹でる時間です。
長く茹でてしまうと茹で汁の中にビタミンCや葉酸が逃げてしまいます。
できるだけ短時間で少し固めくらいにサッと茹でるか、茹で汁も一緒にスープとして飲むと良いでしょう。
シチューにすれば茹で汁も美味しくいただけます。
茎に切り目を入れて茹でれば、短時間でも柔らかくなるでしょう。
また茹でるよりも焼くことで、栄養成分を逃しにくくなります。
炒め物に使うなどして工夫したいものです。
レンジで加熱する方法もあります。
購入したら鮮度が良いうちに食べることも、しっかり栄養分を取り入れるためには大切です。
冷蔵保存する場合には、洗わないで保存しましょう。
水洗いして保存すると、せっかくのたくさんの栄養が減ってしまうので気を付けたいものです。