トマトを育てて食べてみよう

身の回りにはトマトがたくさん

子供の好きな青果ランキングで上位に君臨しているトマトは、私たちにとって非常に身近な野菜です。
生で直接食べる機会は少ない人でも、オムライスやミネストローネにロールキャベツには必ずケチャップが使われています。
言うまでもなくケチャップの原材料はトマトです。
知らない合間に、食べていることがあるので最も身近な青果と言える存在です。

家庭菜園に挑戦

またトマトは家庭菜園に適している青果です。
家庭菜園初心者でも簡単に挑戦できる品種がミニタイプです。
大玉タイプは栽培家庭が非常に難しく、上級者向けですので、栽培が比較的簡単なミニタイプから挑戦したいです。
栽培方法は10リットル以上入る植木鉢に、栽培用の土を入れて、苗を1つ差し込むだけで、上手に栽培できます。
毎日の水やりと週に一度だけ専用の肥料をあげるだけで身が付きます。
栽培期間はゴールデンウィークから植えて、初夏あたりに収穫可能です。
収穫したては、みずみずしく甘く美味しいので、野菜が苦手な子供に食育の一環として栽培をしてみると、美味しく食べてもらうことができます。
栽培に慣れてきたら、珍しい品種に挑戦したり、土だけではなく水耕栽培にも挑戦することで、家庭栽培の奥深さを学ぶことができます。

生からお鍋まで美味しく食べよう

トマトも食べ方としては、最も簡単なのがサラダとして食べることです。
カットしてドレッシングをかけると甘みが引き立ちますし、クリームチーズとオリーブオイルをかけるとカプレーゼとして頂くことができます。
そして缶詰タイプでしたら、煮込み料理やシチューとして頂けます。
お肉や野菜と一緒に煮込むと甘みが一気に広がり、具材にしみ込みますので、老若男女問わず美味しく頂くことができます。
また最近では、鍋として頂くことがあります。
パウチタイプなど市販の美味しいトマト鍋の素が販売されています。
また手作りで挑戦してみたい人は、缶詰と洋風のスープを合わせることで簡単に美味しく作ることができます。
肝心な具材は、ジャガイモや大根など出汁を吸い込みやすい野菜が好ましいです。
肉類においてはソーセージや豚肉、鶏肉との相性が抜群です。
魚介類を使う際は臭みがありますので、一度湯通しなど下ごしらえをすると臭みを抑えることができます。
肝心なシメですが、パスタを投入してナポリタンにしたり、生米を入れてリゾットやとき卵と加えることでオムライスにしていただくこともできます。
従来のお鍋とは違う食べ方ですが、一度頂くと味の奥深さにはまる人が続出します。